山岳グランフォンドin吉野へ行ってきました。
初年度の今年はロングコース。
雨だと大変やろなと思ってましたが、良い天気に恵まれました。
それはそれで大変だったわけですが。
10時就寝、2時起床。
感覚的には寝て2秒後に目覚ましが鳴る感じ。
犬はもちろんネコも寝てる中、のそのそ用意。
蜂蜜をぬりたくったパンを食べて出発。
3時にせつおさんをピックアップ。
出発時間が早すぎるかなとも思いましたが、なにぶん初めてのイベントで勝手がわからんので、早め早めで。
いやしかし眠い。
ゆっくり走って一時間半ほどで会場に到着。
まだ車は少なめですが、ちょっと経つと続々と車が来場していたので、まあ出発のタイミングはこれで良かったのかもしれません。
受付の列に並んでいると、もうすでに自転車を並べている方々が。
『そんなに気合入れんでも・・』と思っていたのですが・・。その時は。
komoさんも到着されていたようで挨拶。
結局、走っている間は一度もお会いできずでした。残念。
受付を済ませてから車の中で二人でTVを観ていたのですが、SLコースのスタートが始まったので、いそいそと最後尾に移動。
10秒置きに2人づつ法螺貝の音を聴きながら出発なのでなかなかハケない。
&朝日が正面からジリジリと身体を焼くのでなかなかの暑さ。
ほぼ最後尾なので、『列に並んでいるよりも車で待機していた方が良いな』ということになり、再度車で待機。
ズッキーニの料理法を観ながらしばし待機。いやしかし眠い。
そろそろかと思い、6時45分ごろ列に。
そんなこんなで6時50分ごろセミの鳴き声を聴きながら出発。この頃になると法螺貝はナシ。
出走はビリから2組目でした。
下で待ってくれていたせつおさんと合流。
無理のないペースで前進。
走っている時は問題無いですが、信号などで停まるとすでに暑い!
最後尾から出発したせいなのか、他に走っている人をあまり見かけません。
二人で走っていると『水曜練と変わらんやんw』とか話をしつつ。
そんなこんなで20キロほど走って一つ目の給水所に到着。
ここからは上りなので念のためボトルに水を足して、バナナをいただく。
トイレを済ませて出発。
55号から732へ。
ここは以前、谷瀬のつり橋へ行くのに走ったところ。
いよいよ登りかあと思っていると、せつおさんが変な悲鳴を。。
給水所にボトルをお忘れになられたようで、給水所に引き返します。
無事ボトルを発見。
せつおさんはゼッケンプレートの取り付け方がマズかったようで、対策してもらってました。
そんなこんなで満を持して登りに突入。
一度走ったことがあったので長いとは思ってましたが、なかなかの長さ。
遠~くにガードレールが見えるので、『もしかしてあそこまで登るのか!』とか(前にも走っているくせに)言いながら何とか富貴の集落へ。
もう汗だく。
集落内の給水所をボトル補給。
給水している内に登りでパスした方々に再びパスされたりの繰り返し。
結局、頑張って登るよりタンタンと登って休憩を少なめにした方が良い&体力を温存できる典型例ですな。。
そこからの記憶はあいまい(笑)
意外とパンチのある峠を二つほど越えたかと思いますが、いずれにせよどこまで登りが続くのかがわからないもんだから、『もうピークちゃうの!?』『まだ続いてるやん!』の繰り返し。。
そんなこんなで野迫川エイドに到着!
大賑わいです。
柿の葉寿司をポイポイ食べます。
意外に良かったのがこの冷奴。
甘くなった口の中に塩味が滲みます。
これも二ついただきました。
〆はおはぎで。
にんにくおにぎりもラインアップされていましたが危険そうなので避けました。
摂取していたせつおさんからは、走行中時折にんにく臭が(笑)
食べ終えて、正直もうしんどい。
『ゆっくり行きましょう』と話をしながら峠を登りますが、ここがなかなかの歯ごたえでしたよ(どうも天狗木峠という名前らしい)。
終盤は斜度が緩むものの、なかなかピークが現れず。
で、ようやくピークへ。給水所があって助かりましたよ。
ここからはそんなに急な登りは無かったと思いますが、次のエイドまでが遠い。。
せつおさんは蒸気機関車のようにタンタンと踏んで行きますが、自分はもういっぱいいっぱい。
残り10キロほどで切れて、そこからはユルユルと。
もう力が出ませんわ。
自販機でコーラを買おうか迷っていると天川のエイドに到着。
序盤の登りで頑張るより野迫川-天川間で頑張った方が良かったですね。来年への備忘録ですが。
ここはけっこう閑散としてましたね。
リタイヤする人がバスに乗ろうとしていて、ちょっとウラヤマシかった。。
もう暑っいし、『この辺りでもうエエんちゃうの』というのが正直な気持ち。
ここで足きり1時間ほど前だったか。
走る前はもっと余裕かと軽く考えていたのですが、思っていたより厳しいイベントなんだとここで認識。
早めに自転車を並べるのも今となってはよくわかります。それだけで30分くらいは余裕が生まれるわけですから。
とりあえずカキ氷をいただきます。
これは良かった!
終盤に向けてオニギリも。
もうクタクタですが食欲は落ちず。
自分は今まで夏バテとか食欲不振だとかそういうものになったことが無いので、今更ながら親に感謝。
もうゆっくりしか走れない中、エイドを出発。
とにかくコーラが飲みたかったので、せつおさんに頼んでモリクラフラフラに入ってもらうも、コーラが無かったので久しぶりのネクターを。
美味しかった。。
ここから虻トンネルまでがつらかった。。
普段なら何てこと無い登りなんですが、とにかく力が出ない。
乙女ギアにホンマ救われた感じ。
這うようなペースで何とかピークへ。
ごろごろ水が大賑わいなのを見て『今日は日曜なんだなあ』と思いながら前進。
ゆっくり走ってくれているせつおさんにも付くことができず、二倍くらいで五番関を登ります。
斜度が上がったところで太ももが攣って悶絶。
道端に停まって太ももを揉んでいたらパナチタンのおっちゃんが『足やられたんかあ、俺も何回もなってるで~』と言いながら通過。
その後再発進すると、前方でおっちゃんも止まってましたw
ストラバで確認するとその区間の平均ワットは登りにもかかわらず衝撃の180W。。
トンネル入り口の給水所に到着。
せつおさん、大変お待たせいたしました。
ボトル補給とバナナを摂取した後、いよいよロングな下りへ。
前回の試走時に道の状況はわかっているので慎重に。
こういう疲れている時は集中力が無くなりがちなので、とにかくゆっくりと。
落車だけは避けんといかんので。
ヘタしたらマイカーすら運転できなくなってしまいますし。
下って、かなり待っていてくれたハズのせつおさんに牽いていただきながら最終エイドへ。
ここではコーラをもらえました!美味し!
できれば1.5リットルのボトルごとお預かりしたかったくらいです。
ここでも柿の葉寿司を2つほど。
あとはゴールに向けて20キロほど。
もうとにかく暑い。ホンマ暑い。
追い風と向かい風が交じり合う中をせつおさんが爆走。
一ミリも牽けず申し訳ございませんでした。
最後は吉野神宮駅付近からスタート地点への登り。
最後の力を振り絞って登りますが、この区間は降りて押し歩いてる人も多かったですねえ。確かに最後の最後であそこはきついでしょうねえ。
そんなこんなで無事ゴール。
ゴール後、グリーンティーとかき氷をいただきましたが、グリーンティーがなかなか良かった!
自分達(せつおさんは自分が居なければもっと早く帰れていました)がゴールしたのと同じような時間帯にスーパーロングの方もゴールして来られるのを見て、『来年はどのくらいで走れるんだろうなあ』とか思いつつカキ氷を摂取。
ペースうんぬんの前に今回はちょっと汗をかきすぎて給水が追いついてなかったのが敗因かと。
いつもトイレに行きたくなるかどうかを自分の中のバロメーターにしているのですが(それが目安として良いのかどうかは素人判断ですが)、序盤は何度か行ったものの、後半はまったく尿意なし。
帰宅後もまったく無しという状態だったので、明らか脱水だったのではないかと思います。ちょっとペース配分だけでは説明つかんぐらいのしんどさだったので。
あとは登りでもう少しだけペースを抑えて、平坦部分で力を使うようにすればスーパーロングも大丈夫なんじゃないか(たぶん)というのが感想。
いずれにせよ来年はダブルボトル必須ですな。
車で服を着替えてる間も汗がとめどなく出てきて、ひたすら暑い。
そんなこんなで会場を後に。
坂を下っていると、押し歩いている人が多数。
心の中でエールを送りつつ帰路に。
さいわい渋滞には遭わずに帰れたものの、二人とも睡魔と戦いつつ箕面まで。
17時前にせつおさんと別れして帰宅。
今回もお世話になりました、ありがとうございました。ホンマに。
ドロドロの自転車の清掃は明日に回して、洗濯&シャワー。
結局20時に就寝。
おかげさまで朝はすっきり。
脚は問題無いものの、久しぶりのロングのせいで首が痛い。
100キロ以上走ったのは5月の6日以来。。来年はハルからぼちぼちロングに行こうと思いますw
正直、単発の登りは速くなってるとは思うのですが、ロング耐性は落ちてる気がします。
たまじいさんのブログ見て、晩御飯はコレ。
何年ぶりでしょうか。たまには良いでしょう。
今回の走行距離 161.65キロ
平均気温 27.9度
獲得標高 2722.3メートル
平均心拍 139bpm(ちなみに最高は172bpm)