CAAD9-6日記

北摂をぶらぶら走ってるロードバイク乗りのブログ

Giro d’italia DAY5

外は、時折パラついてはいるようですが、問題無さそうな様子。

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窓からの景色がすごく綺麗。

晴れてたらもっと凄いんだろうなと思いながら、のそのそ用意。
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7時から朝食。

そこそこ冷えます。

こちらの朝のニュースでも川崎の事件が大々的に報道されてました。
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暖炉がすごく暖かかった。。
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なかなかハイレベルな2人。

ウム、かわいい。
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この砂糖がかかったようなクロワッサンが凄く美味しかった。

朝食を食べながら今日の予定について話し合います。

天気はずっと降ったりやんだりとのこと。

自分としてはせっかく来たのだからモルティローロには登りたい。

マツザワさんも行かれるとのことなので、ご一緒させていただくことに。なんせ1人では不安なので。
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自転車の用意をして出発。
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外はなかなか寒い。

3月初旬〜中旬くらいの公民館って感じですかね。

今回長袖は念の為と思ってエアロの長袖とジオラインの長袖しか持ってきてませんでした。

山頂滞在用にジオラインは置いておきたかったので、半袖のインナーの上にエアロジャージ、下は半パン、ソックスシューズカバーで。
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うーむ素晴らしい。
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何とか太陽も確認できるので、このままの天気が続けばと祈りながら前進。
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ウム、お利口。
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モルティローロ峠の登り口までは微妙にずっと下りで非常に走りやすくてかなり気持ちの良い道。

ここも夕方にはジロが通過するのですが、すでに朝から沿道にテーブルを置いて飲んでるおじさん達が。。
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飾り付けもしっかりされてます。
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牧草地なんですかね。小さな花が一面に咲いてます。
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そんなこんなで、峠の登り口へ。

8キロ7パーほどです。

ここをジロは下ってきます。

本当は逆(ジロが登って来る方)から登りたかったんですが、天候の加減で諦めました。
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他にも山頂を目指す方々がちらほらと。
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ずっと壮大な景色を眺めながら走ります。

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抜きつ抜かれつ、ゆるゆると。
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中腹までは街があります。
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左手の女性は家に取り付けた応援垂れ幕が問題ないかチェックしてるところ。
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なかなかの力作。センスが良いですねえ。
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家族で飾り付け。
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出る時は寒かったのが、すでに汗が凄い。
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かわいいですな。
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歩いて登ってる人もけっこういます。
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コース施設の設置の最中。
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途中から森の中へ。
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この黄色の人が速かった!!

あっという間に見えなくなりましたよ。

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足の不自由な方だと思うんですが、手で漕ぐタイプの自転車で、最終頂上まで行かれてました。
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視界が開けてきて『おっ、もうすぐピークか?』と思わせといて、まだ先があります。。
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しかも終盤はけっこうな斜度。
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もともとはこちらから登るコースなのが逆になったせいで、路面の文字も逆方向。
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で、ようやくピークへ。

身体からうっすら湯気が出るくらいの気温。
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ウム、かわいい。
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まだ少しだけ雪が残ってました。
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とりあえず撮影。

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うーん、場所にマッチしてますな。
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ピーク周辺には屋台なども。

とりあえず汗で濡れたジャージとインナーを脱いで、ウインドブレーカーとジオラインに着替えます。
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ニバリのペイント中。

『ちゃんと写真撮れよ!』と言いながら(たぶん)作業するおっちゃん達。

尻尾の先は型紙に無いのですが、型紙を外した後に慣れた手付きで付け加えてましたw

ここまでペンキを持ってきて、ひたすら描いて行く情熱が凄い。
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もう少し下って行くと店が。
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ちょうど雨がパラついて来たので、ここでパニーニとコーヒーをいただくことに。

外に自転車を止めると『濡れるから屋根の下に入れろ』と親切に言ってくれました。
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おばちゃんが製作中。
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このコーヒーはやたら甘い。

イタリアに来て何日か経ちますが、コーヒーの種類が覚えられません。

パニーニはなかなかの美味しさ。
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ちなみに店の前にはこのペイント。

雨が降り出して来たので、山頂に登り返し。

途中ですれ違う人に『ハツヤマ!』とか『コンニチワ!』とか言われます。

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ピークを通過して登って来た道を下ります。
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峠の登り口は何やら混雑。

jets先輩らとここで合流。
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ジロがらみの走行会か何かで峠への登りがしばらく通行止めになっているとの事で、かなり待たされているとの事。

今からモルティローロに登るとの事なので、頂上付近の雰囲気に魅了された自分は、マツザワさんとお別れして再び登ることにします。

頂上に備えてジオラインを濡らすわけにはいかないので、再び登った時のジャージとインナーに着替えて登坂開始。
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せき止められていた自転車が一斉に登り出したので、何かのイベントみたいな感じに。
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1度目には完成してなかったアーチが取り付けられていました。
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もう雨はやんでいます。

マッタリなペースで再び頂上へ。
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ワインの『濡れた子犬のような・・』って表現はこの子みたいなのを指すんですかねw
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屋根の下にテレビがある所ではすっごい人数が食い入るように観てます。
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またやって来ました。

再びジオラインとウインドブレーカーに着替えます。
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jets先輩に買って来ていただき、本日2度目のパニーニ。

1度目と違い、こちらはキャベツやら白いソースが使われてました。

こちらも美味し。
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この時点で14時ごろ。

レースが来るのは16時ごろだと思われるので、あと2時間雨が降らない事を祈りながら寒さに耐えることにします。息がけっこう白いくらいの気温。

ちなみに標高は1800ほど。
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ウム、ご機嫌さん。
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と思っていたら、次第に空模様が悪化。

冷たい小雨がパラついてきます。
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jets先輩はここでエマージェンシーシートを投入。

この時点では、いろんな人から『写真撮ってもいい?』とか言われて、いちおう楽しく過ごしてはいたんですが。。

その後に『コレはアカンやろ』って感じの本降りに。

周りの人は持って来た傘を広げる中、自分達は『ちょっとこれは非常にマズいな』という状況。

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そんな中、隣にいた老夫婦がおもむろに折り畳み傘を出して、自分達に貸してくれました。

もう本当に有り難くて有り難くて。

でもそれを上手く伝えられないのがもどかしかったです。
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しばらく雨に耐えていたら、少し止んだのでホッとしたのも束の間。
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再び雨が降り出すとともに、凄い勢いでモヤがやって来たかと思うと・・

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一気に周りはミルク色に。。
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ピークのゲートもほとんど見えず。

風も強くなってきて傘があっても濡れるのは不可避の状態。

一つの傘で効果的に雨を避けるべくjets先輩と背中合わせになって傘に収まるものの、体はかなり濡れてきてます。

東洋人が極限状態に陥っているのを察知したのか、老夫婦が再び救いの手を差し伸べてくれます。

おもむろにリュックからジャケットを二着出してわれわれに貸してくれました。

このご夫婦、かなりレース見物慣れしてらっしゃるらしく、ヴィーニファンティーニに知り合いがいてチームカーに乗っているとのこと。
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シューズの中も水びたしで、もう極限状態の中、ようやくレース先頭が!

真ん前をニバリが通過していきました。

うーむ、男前。

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選手は下りに入る前に、次々と走りながらウインドブレーカーを着ていくのですが、この雨の中8キロも薄っいウインドブレーカー&グローブで下って行くのはホンマ超人。

ここから先は画像無し。

なぜなら寒さでもういっぱいいっぱいだったから。

最初はエマージェンシーシートを使っているのはjets先輩くらいだったのですが、途中からそこかしこで金色に包まっている人が(山岳警備隊っぽい人が配っていました)。

メイン集団が通過すると、まだレース全体が通過した訳では無いのですが、雨と寒さに耐えかねた人達が続々と帰路に。

自転車の人はコースを走るので、終盤は誰が選手で誰が一般人なのかわからないような状況に。

そんな中、ようやく初山選手が通過!

レースの隊列が全て通過すると、老夫婦にお借りしていた傘とジャケットをお返しして、握手をしてお別れ。

本当に助かりました。

で、問題はここから。

本降りの中8キロ下らなければなりません。

『命を守る行動を』と言う言葉が頭をよぎります。

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下山を急ぐ人達で混沌とした状況の中、とりあえずウインドブレーカーの下にエマージェンシーシートを巻きます。

これで胸のあたりはかなり暖かくなり、非常に助かりました。

奥歯がガタガタ言うのを止められない状態で必死に下ります。

そんな中でも超ハイスピードで下って行く人も多数。。

何とか麓まで下りて来れた時はホッとしましたよ。

後は微妙に登り勾配の平坦路をひたすら走ります。

途中で何ヶ所かジロの看板などを外すために作業車が一車線を塞いでいるのですが、日本のような交通整理など無し。

なもんで、行き交うのはそれぞれの呼吸に任せることになります。

で、一ヶ所めちゃ渋滞してる所があって、クルマをすり抜けて先頭を見ると、すれ違い部分でお互いに一歩も譲らない状態でにらみ合いw

自転車だから通れましたが、そのせいでかーなり長い渋滞が出来上がってました。

jets先輩はけっこう脚が回っているようで、終始牽いてもらって何とか19時過ぎに宿到着。

ホンマ疲れた。。

夕食は昨日と同じ店で。

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サラミ、生ハム、チーズ
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なんかクリームチーズっぽいもの
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ボロネーゼ
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鹿肉のシチュー
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バニラアイス

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ディフェンダーが街によく合います。

洗濯物をして、23時就寝。

6日目はほぼ観光だったので、ジロの話は以上です。