CAAD9-6日記

北摂をぶらぶら走ってるロードバイク乗りのブログ

富士3peaks

前日は19時半に就寝。

4時半ごろ起床。

「個人の感想です」がやたら表示されるCMをぼんやり眺めながら、オニギリを2個食べて、5時ごろ出発。

 

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5時半ごろ道の駅須走到着。

良い天気です。

ここは以前あざみラインを走りに来た時以来。

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本日のルート。

富士山の周りを一周しながらあざみライン、スバルライン、スカイラインでそれぞれ5合目まで登るというもの。

3peaksは2年くらい前から「いつか行ってみたいなあ」とぼんやり考えてました。

なんだかんだで実行に移せず、今年も「どうしようかなあ~」みたいな感じだったのですが、吉野にも行かなかったので「やはり年に一度はロングに行っておきたいなあ」という気になり、計画。

若い時なら仕事終わりで須走で車中泊して弾丸で帰るという選択肢もあったのかもしれませんが、この歳になると睡眠不足で走るのは命取り。

できれば走り終えた後も宿泊したいところでしたが、3連休は取れないので前泊のみとなりました。

7月10日からはマイカー規制が入るので、それ以降で天気予報をみながら行けそうな日を考えます。

で、梅雨も明けて二日間晴れそうな日が現れたので決行。


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6時出発。

あざみラインのしんどさは十分わかっているので、出だしから気も脚も重い。。


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出だしからひたすら10パー近辺が続くのですが、それを感じさせないこの道が嫌(笑)

晴れているのは良いのですが、序盤は日陰が無いのでなかなか暑い。。

今回はとにかく安全に帰るのが第一なので、ひたすらゆったりしたサイクリングペースで。

脚の重さだけで回す感じで。


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ナゾの鳥の壁画が現れてきました。

記憶ではそろそろ終わりの始まりの予感。。
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なかなか画像では伝わらないのですが、バスの角度で少しは伝わるかもしれません。

ここから激坂ゾーン。写真のバスがさらに上を向くと言えばわかりやすいかも。

ちなみに、道も狭いので観光バスが多いと嫌だなと思っていたのですが、ここでは三度遭遇しただけで済みました。

スバルラインと大違いですな。

 

喉元過ぎれば・・といいますが、こんなにキツかったかなと思うくらいきつい。

真剣に前34、後ろ34が欲しい。。

いくらユルユルとはいえ、あざみラインでは足は着きたくないというちっぽけなプライドのおかげで、必死のパッチでハンドルにしがみつきながら微速前進。
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ようやく斜度が緩んできました。6パーくらいだと下りに感じます。いやしかし正味の話。

その後も激坂の波状攻撃を耐えながら前進。

終盤でロードの方に追いつきましたが、二車線使って蛇行されてました。

是非はともかく、その気持ちはわからなくもない。。
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そんなこんなで1本目到着。

ちなみに1時間18分ほどかかっているのですが、オスカルプジョルはこの半分のタイム。。もう超人とかそういう表現で納まるレベルではないですな。。

バルベルデあたりだともっと速いんですかねえ。
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少し上の駐車場に上って山を眺めます。

結局、今日はこのときが一番きれいに見えました。
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で、体が冷えない内にそそくさと下ります。

全身汗でびっしょりですが、特に寒くもなく、そのまま下れました。

斜度がある分、下りも放っておいたら凄まじいスピードが出るので、調整しながら下るのですが、それはそれで疲れます。
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いったん道の駅まで戻った後、いよいよ周回開始。

時間帯のせいもあるのか、けっこうな交通量の道をエッチラオッチラ走ります。

 

今回もルートをCA600に入れて来たので、迷うことも無く非常に快適でしたよ。
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籠坂峠というみたいです。

そんなにきつい峠ではありませんでした。
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下って、山中湖畔を走ります。
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もうすでになかなかの暑さ。

途中の自販機でボトル補給。

なんか、古くからのリゾート地っぽく、いろんな物のごった煮感がすごい所です。

コモ湖畔と大違い。
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その後、幹線道路を前進。
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左折して、スバルラインへ一直線で続く道へ。
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緩い斜度の良い道なんですが、ぜんぜん力が出ない。。

三倍くらいでいっぱいいっぱい。

この道に入ってから抜いていく観光バスの台数がハンパ無い。

5合目に行くまでに100台くらいに抜かれたんじゃないかってくらい。

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料金所の傍らにあるトイレに寄って、200円を払ってスタート。

ちょうどスタートしようとしてた別のロードの方が話かけてこられて、序盤だけ一緒に走ります。2時間切りを目指しておられるとのこと。
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三倍くらいでタンタンと走りますが、序盤はとりあえず暑い。

もう全身の濡れ方がすごい。

仕方なく前のファスナー全開で。本当はやりたくないのですが。

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斜度はもっともっと緩いのかと勝手に思ってましたが、そんな事も無く。

ただ同じような景色が続くので飽きますな。。

ボトル二本を満たして走ってきたのですが、途中で空に。

残りの距離から考えてそのまま行けそうな感じではあるのですが、途中の駐車場でたまたま自販機を見つけてピットイン。
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少しモヤがかかってきてます。

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再度出発。

いやしかし長い。。

ようやく5合目が近づいてきたら、今度はバスの駐車待ちの列が。

ほんとすごい台数のバスです。
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で、ようやく到着。

須走5号目と違い、人の数がすごい!
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もう外国に来たような感じで、いろんな言葉が飛び交ってます。

なぜここはこんなに人気あるんですかね。
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看板前で写真を撮りたかったものの、ひっきりなしにいろんな人が撮っているのであきらめて遠くから撮ってそそくさと退散。
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寒いってほどではなかったものの、いちおうウインドブレーカーを着て下ります。

途中バスが後ろから来たりするので注意を払いながら下山。

スタートで一緒だった方に手を振りながらスライド。


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料金所からの直線をダーっと下ります。

一見、走りやすそうな道なんですが、路肩はなかなか路面状態が悪い。

かといって真ん中を走るわけにもいかないので路面を見ながら慎重に。
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ふたたび幹線道路へ。

もう体が熱気で包まれるような暑さ。

大阪よりかはマシなのかもしれませんが。

ここも路肩の状態が悪く、なかなかの走りにくさ。
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ちょうど昼なので鳴沢のローソンにピットイン。

道中「ほうとう」の看板がやたらと出ていたので気になったのですが、汗だくで入店するのもはばかられるのでコンビニで。

久しぶりのレッドブルを飲み終えて再度出発。

しばらく走ると『ポンッ』という音ともにプシューと空気が漏れていく音が。。
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サイドで石ころを踏んでしまったようでした。。

穴自体は小さいので、念のためタイヤブートを内側から貼り付けてチューブ交換して終了。

これで自転車乗り始めた頃に購入したタイヤブート、10年以上かけて無事使い切りましたw
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気をとりなおして出発。
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ローソンからスカイラインの登り口までは基本下り基調なので気持ちが楽。
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スカイライン周辺は補給が厳しいようなので、最後にファミマで普段はほとんど食べないアイスを摂取。
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139は通らずに車通りの少ない道をタンタンと進みます。
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『ここが富士ハーネスかあ』と思いながら、通過。

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で、いよいよスカイラインへ。

スカイライン自体は13キロほどなのですが、その入り口に至るまでが遠い。

覚悟はしていましたが、あらためて看板の27キロの表示を見てタメイキ。
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とりあえず暑い。

路肩の温度計の表示は29度。

とは思えない暑さ。。
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8パーくらいの登りがひたすら続きます。

尋常ではない汗をたらしながら、這うような速度で前進。

速度が遅すぎて、ぜんぜん距離が増えていかない。

で、ガブガブ飲んでたらボトル残量がやばい事に気づきます。

途中で『西臼塚駐車場まで6キロ』の看板が。

『わざわざ看板まで出すくらいの駐車場だから、そこそこ整った駐車場→自販機もあるハズ』という都合の良い思考をもとに、とりあえず駐車場に向かうことだけを考えながら前進。

残り距離をサイコンでカウントしながらようやくたどり着いた駐車場はただの砂利の広場でトイレとベンチがあるのみ。。

あと16キロをボトル半分以下の残量で乗り切らねばなりません。。
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そんなこんなでようやくスカイライン入り口が見えてきました。

ここまでで本当に疲労困憊していて、正直あと13キロ走れる気がしないです。
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到着まえにザっと降ったようで道はウェット。

ヨロヨロと進んでいると、前方に自転車の人が。

演歌を流しながら乗っているおっちゃんでしたw

残り7キロほどで飲み物はすべて飲み干して終了。

ほんとに力が入らない。

まあ調べが浅かった自分が悪いのですが、絶望感しかない中進みます。

腰の痛さもなかなかのもんで、座っても立ってもしんどい。

 

ここも観光バスやタクシーが通るものの、スバルラインの比ではなく、かなり台数は少ないです。
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そうこうしているうちにポツポツ雨が。

遠くで雷っぽい音も聞こえます。

早くたどりつきたい一心ですが体が動かない。こころなしか指先がしびれる感じがします。

じょじょに強くなってきたので、持ってきていたシャドージャケットを羽織って走ります。

残り3キロが永遠に感じられました。
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ようやく到着。

きつかった。
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即、300円のコーラを購入。

ついでにきのこウドンも。

コーラが死ぬほど美味しかった。。

17時半ごろに下山開始。

気温は16度ほど。

念のため長指グローブで。
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道が濡れているので慎重に。

ちょうど真ん中くらいのところで演歌のおっちゃんとスライド。

おっちゃん、どうするんですかね。あの時間からだと5合目で宿泊するんかなとか思いながらひたすら下ります。

 

スカイラインの入り口を通過して、今度は来た方向と反対側の御殿場方面へ。

雨の影響か霧がすごくて路面がみえにくい。

ここでパンクとかは御免なので慎重に路面を選びながら。

高度が下がるにつれて気温も上がっていき、下りきるとかなりの蒸し暑さ。

道の駅に近くなってから少し道に迷ってしまったりしましたが、無事帰還。

ここまで疲れたのは久しぶり。

そそくさと着替えて、即帰路に。

途中のサービスエリアで土産だけ買って、あとはひたすら家を目指して0時半ごろ帰宅。

狭くてボロい家ですが、やっぱり家は良いですなあ。

いやしかし、ジロを連日走ってクイーンステージに挑む選手の凄さがあらためてよくわかりました。

 

本日の走行距離 210.08キロ

平均気温 24.6度(ちなみに最低は16.2度)

獲得標高 5598.5メートル(少し高めに出てると思います)

500のペットボトル×9

飲むヨーグルト×1

レッドブル×1

ジェル×3

おにぎり 2個

アイス 1つ

きのこうどん×1 

補給が少し足りんかったかもしれん。