富士3peaksとともに『いつかは走ってみたいなあ』と思っていた伊豆半島。
年始に『日が長いGWあたりに行けたらなあ』とかぼんやり考えていたのですが、叶わず。
あまり寒い時期には行きたくなかったので、半袖で走れる内に行きたいなあと思いながら天気予報見たらしばらく晴れっぽいので、26日に急遽当局に申請。
無事許可が出たので、バタバタと支度して泊まるとこを予約して翌27日に出発。
伊豆市が展開している伊豆イチのコースは伊豆の国市発着になっているので、最初はそのルートで走ろうかと思っていたのですが、いろいろ調べてると箱根を通ってる方も多いようで。
同じ行くなら自分も箱根を入れて走ってみようと思ってルートを引きます。
で、こんな感じに。
クルマを停める兼ね合いもあるのでどこを発着にするかいろいろ迷いましたが、『道の駅伊豆のへそ』に併設の宿泊施設があるのがわかって、なおかつ安いのでそこで決定。
27日の昼に大阪を出発してトコトコ走って5時間弱で到着。
到着して初めて、昔犬を連れて伊豆に旅行に来た時に立ち寄ったことがあった道の駅だと気付きました。
これも到着してからわかったんですが、どうも伊豆市が展開してる伊豆イチの発着場所でもあるようです。
なんか不思議な雰囲気のホテルです。
まあ、猫は好きですが。
とはいえ値段の割には設備の整った良いホテルでした。
今回GOTOでもともと安い宿泊代がさらに安くなって2500円ほどに。
さらに1000円のクーポンが貰えたので、『いいんですか?』って感じ。。
晩御飯は近くの丸亀製麺でパパっと済ませて。
ウエルカムビールがあったので、いただきます。
明日の登りの多さを予見するかのような名前ですな。
で、20時ごろ就寝。
寝るのが早すぎてなかなか寝付けないまま、2時起床。
オニギリを2個食べて3時15分出発。
136を北上。
気温は12度くらい。
ファミレスとかが並ぶような道路ですが、流石にこの時間帯なので通るクルマはまばら。
今回は急ぐ理由も無いので、家の近所の本屋に行くくらいの感覚でぶらぶらと。
そもそも今年に入って100キロ以上走ったのが片手でじゅうぶん足りるくらいの回数だけなんで、無事に走り切る事を最優先で。
しばらく走って1号線へ。
1号に入ってほどなくして箱根の登りはじまりはじまり。
『この時間帯だからクルマは少ないかな』とかふんわり期待していたら、トラックが凄く多い!
なおかつスピードもけっこうなもんで、トラック版イニシャルDばりに走って来るんで抜かれる時はなかなか怖い。
まあトラックの運ちゃんからしても自転車がいると走りにくいでしょうが。。
斜度はそれほどでも無いので、ひたすらゆっくり登り続けます。
今回はEDGE530にルートを入れて初めてナビゲーションを使ってみました。
が、ルートの作成段階でミスっていたのか、序盤はミスコースの表示が連発。
こっちも道をよく知らないもんだから、いちいちスマホで確認したりして、時間をけっこうロス。
そんなこんなで、ようやくピークへ。
我慢していたトイレへ。
気温は6-7度くらいで、止まると汗が冷えてなかなか寒い。
下りに入るとホンマ寒いので、道の駅にてホットカフェオレをぐいっと飲んで、念のため持って来ていたトゥーカバーを装着して出発。
寒さに震えながら、箱根の旧道をひたすら下ります。
少しずつ山の端が明るくなってきました。
箱根湯本の細い道を注意して下っていくと、徐々にクルマも増えてきます。
で、海岸線へ。
しばらくして日の出。
やはり太陽が出ると暖かいですな。
さっきまで山奥で寒さに震えていたのが不思議な感じ。
ここからはひたすら海岸線を走るわけですが、覚悟はしていたものの、通勤時間帯に重なってきているのも相まって交通量がなかなかのモンです。
道幅もけして広いわけでも無いんで、なかなか気を遣います。
できる限り左に寄るんですが、クルマの人からすれば抜かしにくいような状態が延々と続く感じ。
なおかつ、地図を見てうすうす気づいてましたが、トンネルが多い!
入り口から出口が見えているような物からロングな物まで、とりあえず多い。
今回はテールライトを二つ点灯させてましたが、狭いトンネルがほとんどなのでクルマに抜かれる時は緊張します。
道には伊豆イチのルートが青い矢印で書いてあるので、途中からはサイコンのナビではなく道のマークを見ながら走りました。
そんなこんなで熱海通過。
建物が山に張り付いて建っている様が凄いですねえ。
ここで一回目の休憩。
それほどお腹は空いてませんが、長い先を見据えてオニギリ2個とコーラを補給。
その後も走りにくい状況は変わらないままですが考えても仕方ないんで無心で前進。
そうこうしている内に、登りが出てきて、登っては下るの繰り返しに。
海は近いのに走ってるのは山の中って感じは和歌山あたりの道に似てるなあなどと思いながら。
ようやく下田へ。
サーフボードを持った人が多くて、どうも有名なスポットのようです。
ここの海岸はきれいでしたねえ。
下田のセブンで2度目の休憩。
ここから先はしばらく補給難民になるらしいので、ここでもオニギリ2個とコーラを摂取。
日差しが強くてなかなか暑い。
今回はラファのフレームバッグを装着してきました。
箱根で着てたシャドージャケットやら長指グローブやらモバイルバッテリーとかポイっポイっ入れられるのでなかなか便利。
いちおうコンビニに入る時はマスクを着用するんで、反対側のポケットにはマスクを入れておけるのも重宝しました。
ボトルとの位置関係はこんな感じ。
あつらえたようにギリギリw
走りながらボトルを出し入れするのは若干ぎこちなくなりますが、何とかなりました。
ちなみにフレームサイズ56でフレームバッグはMです。
下田までは交通量が多かったのが、136から外れて石廊崎へ向かう16号へ入ってようやく減ってきました。
伊豆半島の主要な産業が観光で、観光に来る人の8割がクルマって事を考えると東側の交通量が多いのは致し方ないですねえ。
土日だとまた状況は違うのかもしれませんが、東側はもう一度走ってみたいとは思いませんねえ。。トンネルも含めてストレスがなかなかのモンでした。
景色をゆっくり眺めながら走れるようになってきました。
島の南側から西側にかけてはアップダウンの連続だという情報は予習済みだったので、無理の無いペースでタンタンと。
EDGE530にはクライムプロって機能が付いていて、今回初めて使用しました。
ルート上にある登り群に差し掛かると登り坂のプロフィールが表示される機能なんですが、この画面を見ると登り群がまだ27個中16個目。
『あとまだ11個もあるんか〜』と思いながらえっちらおっちら。
まあ自分には関係ない岬ですが、とりあえず撮影。
アップダウンの連続を何とかこなして、ようやく現れたコンビニで3回目の休憩。
ここでもオニギリとコーラを。
当日はあいにく景色が霞んでいたものの、西側では至る所で富士山の姿を見ることができる場所があってちょっと感動。
これくらいの高さまで登っては下るの繰り返し。
緩いペースながら徐々に疲れてきて、○○の丘みたいなのも興味が起きずw
それでもまた登りw
いろんな岬を経由して・・
ようやく本日の登り終了。
何というか、アワイチの福良から梅丸を無限にループしているような感じでした。。
あとは漁港沿いの道をタンタンと。
釣り人も多いですねえ。
日没までにクルマに戻る予定が、最後に道を間違えたりしてしまい、日没後にゴール。
結局、休憩込みで14時間ほどかかってしまいました。
ちょっと序盤にのんびりし過ぎたかもしれません。
いやしかし今回のルートにおいて太めのタイヤとディスクブレーキの恩恵は大きかったです。
そそくさと撤収の用意をして、帰路に。
帰宅時間帯で少し混んでる市街地を抜けて高速へ。
SAで当局への献上品を購入して、あとはひたすら走り続けて23時帰宅。
洗濯機を回してから12時半頃就寝。
泥のように寝ましたw
走行距離 268キロ
標高 4315メートル