今年は草津からの渋峠が開通したので、いつか行こうと虎視眈々とタイミングを狙う日々。
渋峠だけだと勿体ないので、乗鞍にも寄ることにして、毎週天気予報とにらめっこ。
スカイラインの開通まで待つか迷いましたが、天気が良さそうな内に行っておこうと思い決行。
今回はいろいろ事情があって、14年落ちの軽自動車で。。
せつおさんいわく、ジャイアントのエスケープより安いクルマですw
とはいえ、前輪を外せば問題無く自転車は乗るので、思いの外使い勝手は良い。
問題は長野・群馬のアップダウンのある道をこの非力なクルマで走破できるのかどうか。。
午前2時出発。
思いの外燃費は良くないですな。
ヨシヨシ、うまく晴れそうな感じ。
7時過ぎに乗鞍観光センター到着。
飛騨清見では霧が出て鉛色の空でしたが、すっきり夏空で一安心。
のそのそ用意して、おにぎり2個食べて8時ごろ出発。
毎回そうですが、毎回寝不足で来るせいかホンマ力が出ない。
走り出すと毎回ガーミンさんにパフォーマンスコンディションってのが表示されます。
いつもは気にして無いんですが、今日は-7の表示。
『ガーミンよ、なかなかわかってるなあ』と思いながら、えっちらおっちら前進。
ちなみに、-7なのに『普通』って表示されるので、下はどこまであるのか調べたら、なんと-20まであるらしい。。
調子の悪さにもまだまだ上のレベルがあるようで、インフルエンザの状態とかで乗ると-20を達成できるんですかね。
途中の休暇村のバス停にはけっこうな人が。
とはいえ、今回はバス集団に抜かれたのは一度のみでした。
いやしかし良い天気。
風は涼しいですが、日差しの強さがなかなかのもんです。
汗がやたら出る割には這うような速度しか出せず、ずっと我慢の走り。
ようやく位ヶ原。
うーむ、しんどい。
徐々に雪が増えてきます。
良い景色ですなあ。
雪渓には多数のスキーヤーの方々が。
板を担いでここまで自転車で登ってきて、さらに滑っては雪渓の上まで徒歩で登るを繰り返す体力は凄いですな。
なんとか自転車を立てかけられる所が残ってたので撮影。
で、ようやくピークへ。
なかなか風が強い。
汗が急激に冷えるので、ウインドブレーカーを着て、コーラを。いやしかし美味しい。
なんとなくクマ情報を確認してから下山。
毎度の事ですが、下りはあっという間。
下山してから近くの湯けむり館へ喜び勇んで行くものの、まさかの休館日。。
なもんで、近くにある無料のせせらぎの湯へ。
前から気になってたんですよ、ココ。
脱衣所で服を脱ぐ前に湯船を見てみると湯が張られていない。。
湯は流れてるんで、栓か何かがあったのかもしれませんが、とりあえずクルマに戻って草津へ出発。。
乗鞍から草津は下道で三時間ほど。
クルマの運転はまったく苦にならないんで、信号のほとんど無い山道をひたはしります。
途中の嬬恋では見渡す限りのキャベツ(たぶん)畑が。
道の駅草津運動茶屋公園にて、遅めの昼を。
ひもかわうどんというものを注文。
なかなか美味しかったです。
で、宿到着。
激安宿ですが、意外とちゃんとしてました。
隣接のコインランドリーにてジャージを洗濯。
その後、外湯へ。
広い風呂に客は3人だけだったので、ゆったりと入れました。
本来なら今の時期だとオリンピックの兼ね合いで海外からの旅行者が多かったのかもしれませんが、温泉街も人は少なめ。
風鈴の音を聴きながら、腰掛けてコーラを。
意外に標高が高い(1200メートルほど)せいか、風が涼しく気持ち良いですな。
近くのカツ屋で早めの晩ご飯を食べて、部屋へ帰還。
部屋にエアコンが無いのでちょっと暑いものの、窓を全開にして早めに就寝。
そしたら0時ごろに寒くて目が覚めましたw
寒い中寝るのが好きなので、そのまま朝まで。
5時ごろ起床。
のそのそ用意してパンを食べて出発。
宿から五分くらいの無料駐車場へ。
6時半ごろから登坂開始。
ちなみにガーミンさんのパフォーマンスコンディションの表示は-2でした。
6〜7パーくらいの斜度の道が続きます。
序盤は木に囲まれて、ありがたいことにほぼ日影。
途中から木が減ってきて、殺生ヶ原へ。
立ち止まらないよう注意する看板が続きます。
このあたりは硫黄の臭いが強いです。
独特の口調で登山禁止エリアだと伝えるスピーカーが。
退避壕がたくさん設置されてます。
少し下りがあって万座温泉との分岐を通過。
良い眺めです。
そんなこんなで国道最高地点に到着。
トンボが多いです。
そこから少し進んで渋峠看板で折り返し。
もう3年前になるんですねえ。コモさん、せつおさんと来たのは。
あの時はホンマ寒かった。。今となっては良い思い出です。
トンボに気をつけながら下山。
毎度のように下りはあっという間。
下山後、駐車場から徒歩五分くらいの西の河原露天風呂へ。
ここは良かった!
当然風呂は撮影禁止なので、ホームページから拝借。
もう風呂というより池です。
やたら広い露天風呂にお客さんは自分含めて2人だけ。
半身だけ浸かりながら、池だと思ったトンボが温泉に産卵する様子をぼんやり眺めていると時間が経つのをわすれてしまいます。
後ろ髪を引かれながら帰路に。
『美ヶ原でも寄ってから帰ろかな』とチラッと思いましたが、暑いのでヤンピ。
おぎのやに寄り道して、当局への献上品の釜飯を購入して、ほぼノンストップで帰宅。
いやあ、久しぶりの長野/群馬は良かった!
お盆にもまた行くかどうか迷うところ。
まあ世の中の状況次第なんですが。。