自転車で走る事ができる2000メートル以上の道が10箇所ほどあるという記事を以前ネットで見まして。
その中で行った事が無かったのが、
・大弛峠
・大河原峠
・コマクサ峠
の3つ。
せっかくなら制覇しておきたいなあと思うものの、どれも大阪からはなかなか遠い。
一つずつ遠征するかと思い、天気と相談した結果、大弛峠に決定。
正直、読み方も知らないような峠だったんですが、おおだるみとうげと読むようです。
山梨と長野の県境にある峠です。
走り屋で有名な大垂水峠と勝手に混同してしまってたんですが、あちらは東京-神奈川にあるみたいですな。
土地勘のまったく無い場所ですが、地図を眺めて『道の駅花かげの郷まきおか』にデポすることにします。
午前3時半ごろ出発。
ACCに委ねながら、ひたすら走って道の駅到着が9時ごろ。
のそのそ用意して出発。
晴れなのは嬉しいのですが、すでにやたら暑い。。湿度も高い。
道の駅から少し下って、精肉店があるストラバのセグメント起点あたりから出発。タイムアタックの為ではなく、あくまで区切りのために。
インターを下りてからずっとそうなのですが、とりあえずぶどう畑が多い。多いというか、ほぼぶどう畑。時々モモ。
悪い輩が居るんですなあ。
スタートからひたすら登りが続くんですが、とりあえず日陰が無くて、とりあえず暑い。
スタート五分で汗があごから落ちてくる状態。
しばらく走るとようやく徐々に日陰が。
そして林間の道に入ってひと安心。
とはいえ、ランの疲れと寝不足の影響で、既に虫の息。
たまーに少しだけ視界が開ける程度の変わり映えしない風景の中をひたすら登ります。
ようやく中間地点の琴川ダムに到着。
あー、道のりは長い。
今回はボトル1本で来たので、自販機があって良かった。。
ボトルを補給して、人生で二度と飲む事が無いであろう謎の清涼飲料水を摂取。
あまり下調べをせずに来たので、あと5キロくらいかと勝手に思い込んでいたのですが、あと15キロ(!)の表示が!
嘘だと思いたいですが、仕方なく出発。。
ここから先は林道のようです。
横に川が流れてるので、少し涼しい。
しばらくは斜度が緩いので、少し楽できました。
徐々に高度が上がってはいくものの、景色も特に変わらないまま。
もう2000メートル近いはずなんですが、乗鞍のような爽快な風景はナシ。。
ようやくあと1キロ。
もう腰がいっぱいいっぱい。
で、ようやく、ようやく到着。
はあ、長かった。
ちなみに長さは28キロほど。
ちなみに長野側はグラベルです。
山登りの人なのか、駐車場は意外にも満車。
こう見えてなかなかの高度で、そこそこ冷えるので、そそくさと来た道を下山。
ただ、道が良くないために、減速しないといけない機会も多くて、下るのもそれなりに疲れました。ハアハア。
予想外に時間がかかってしまったので、道の駅で当局献上用のマスカットを購入して、そそくさと本栖湖方面へ移動。
いやしかし良い天気。
月が綺麗でした。
正直なところ、もう二度と登らない峠だと思いますw
あと残り2つか。