本当はせつおさんと水曜練で行く予定だったのですが、自分の都合で抜け駆け。
すみませんでした。
晴れ予報だったので期待してクルマを走らせていたら、御殿場あたりで空にはやたら雲がかかっています。
しかも、どちらかというとアカン色の雲が。
『雨はカンベンして欲しいなあ』と思いながら道の駅須走に向かっていると、正面に富士山が出現。
雲がかかっているとはいえ圧倒的な存在感におののきます。
小さい頃にクルマで5合目まで連れて行ってもらったらしいのですが、ほぼ道中爆睡していたためまったく記憶が無いんですよね。
なもんで、ちゃんと近くで富士山を見るのは今回が初めてなのであります。
道の駅須走に到着したものの、いろいろアクシデントがあって出発したのは結局10時ごろ。。
ふと山を見ると、あれだけ分厚かった雲が無くなってきれいに晴れているではないですか!
山の天気の変わりやすさを感じながら出発。
マイカー規制の最中なのですが、自転車は問題無し。
あざみラインに関してはマイカー規制中でもEVの通行はOKということなので、今回は奥さんに先に車で上に上がっておいてもらい、下山は車ですることに。
正面に富士山を見ながらきれいな2車線の道をスタート。
道の駅に居る時から『どーんどーん』って音が定期的に聞こえていて何かいなと思っていたら、自衛隊の演習場がすぐそばにあるんですね。
なもんで、自衛隊のクルマも時々通ります。空を見上げるとヘリが飛んでいたり。
乗鞍みたいにバスの通行が多いのかと思ってたんですが、須走口の5合目はスバルラインなんかの5合目とくらべてこじんまりとしているせいか、上に上るまでの間2回追い抜かされただけで、車通りはかなり少なく走りやすい道でした。
車の交通量『だけ』で言えばのハナシですが。。。。
道が広いので斜度はきつく無さそう見えますが、スタート時ですでに6パーくらいで、じょじょに10パーくらいに。
寝不足のせいかまったく力が出ないので、無理せずゆっくり走ります。
台風の影響か、風が少し強めですが非常に涼しくて快適。
じきに15パーくらいの坂が時々出現しますが、まだ何とかなる感じ。
道はずっと同じ斜度では無く、時にゆるんだりきつくなったりさまざま。
『これやったら逆瀬川の方がしんどいな』と思いながら進みます。
『毒キノコに注意』って看板がけっこう多くて、『キノコ取りに来る人も多いのかなあ』とかぼんやり考えながら『馬返し』ってバス停を通過。
しか~し!!
ここからがマジでヤバかった。
最初は『おっ!けっこうきつくなってきたな』と思ってエッチラオッチラ耐え忍んでいたものの、じょじょにクランクを一回転させるのが本当に大変な状態に。
速度は5~6キロとかそんなもんで、絶望的なくらい進まない。。
というか自分でも『よく倒れないな』と思うくらいのスピード(笑)
一瞬だけそういう感じなのなら何とかなりますが、前方を見る限りまだまだ続きそうな感じがビシバシ伝わってきます。
『こ、これはアレや!あかんヤツや!!』とようやく気づきますが、もうどうしようも無い状態。
シッティングで不用意にハンドルを引いたりするとフロントが浮くので、注意深く踏んでいきますが、腰が崩壊寸前。
何箇所かグレージングがあったのですが、路面が濡れていなくて本当に良かった。。
耐え難きを耐えて、何とか斜度が少し緩んできたのでそこで回復。
その後も緩んだりきつくなったりを繰り返しながら進みます。
途中、交互通行があったので『おっ!停められたら休憩できるなあ』と思ったものの、交通量が少ないので停められることもなく通過。。
空が近くなってきた感じがしてきます。
そんなこんなでようやく5合目到着。。
ホンマきつかった(距離が長いぶん大台ケ原の方がしんどいような気がしなくもないですが)。。
オスカルプジョルの凄さがあらためてよくわかりました。。
そのまま駐車場へ行って服を着替えます。
ジャージは超びしょびしょ。
山を見上げると山頂まできれいに見えます。
よくよく考えると、富士登山競争の山頂コースの方々はあのてっぺんまで行くワケで、ちょっと信じられなかったです。
超人ですな。
涼しくて気持ち良い気候を少し満喫してから下山。
次回来る時があれば前50T後ろ40Tくらいで臨みたいデス。
いやしかし正味の話。
走行距離 11.14キロ
平均気温 25.6度
獲得標高 1146.4メートル
平均心拍 今回は測定なし